今日は曇り空から時折霧のような小雨がパラつく空模様。夕方、沈みかけた太陽が雲間から顔を出すと、東の空にくっきりとした半円の虹が現れました。爺はさくらんぼ剪定の手を休め、思わずじっと見いってしまいました。こんなにはっきりした虹を見たのは何年ぶり、いや何十年ぶり…?。
ふと、父母が農作業の手を休め、土まみれになって遊んでいた姉たちも一緒に立ちすくむようにして見た、半円形の…大昔の…爺が三歳ぐらいのころに見た虹が鮮やかに目にうかんできました。たしかにこの場所です。そしてあれが幼い私が初めて見た虹…。