コロナで学校が休みの孫たちはテレビのユーチューブとタブレットのゲームに夢中。たくさんの宿題が出されているようですがママから気合を入れられないとやろうとしません。今日は春らしい日和に誘われ彼女たちは外に出て秘密基地ごっこをしていました。いくつかの段ボール箱をつなげトンネルにしています。昼には小さなおにぎりを数個作ってこの中で食べていました。

　我が家の庭先の枝垂れ桜が満開です。岩手へ嫁いだ娘に第一子（初孫）が生まれた年に記念に植えたので私は「孫桜」と呼んでいますが、その孫も今年はもう大学生。コロナ騒ぎでまだ上京していないとか。今年の冬は全く根雪がなかったので桜の開花も私の記憶にないくらい早いのですが、春の到来を単純に喜べないのが残念です。

　夕方、畑から帰ると作業小屋のコンクリート床に何やら藁くずのようなものが落ちています。ン？と思って見上げると早くもツバメが巣を作っていました。、いくら暖冬とはいえ山形はまだ早春、まだまだ冬の寒さが残っています。にもかかわらずもうツバメの来訪です。まだ３月、何も記録はありませんが記憶にない早さです。

　昨日からスタッフさん数人を頼んでサクランボの摘芽が始まりました。今朝は２㎝ほどの雪が降り、脚立の上でじっとしている仕事で寒さがこたえるのでとりあえず昨日被覆したばかりの無加温ハウスからスタートです。全閉したハウス内はチョコっと薄日が射しただけで１４～５℃にはなります。

　爺の部屋の軒下に植えてあるニラがもう５㎝ほどに伸びていました。ここはいつもなら屋根から落ちた雪がいつまでも残っているところで、この時期にこれだけ伸びているのを見たのは初めてです。桜の開花予想は山形で４月５日ごろとか。ラフランスやリンゴの芽吹きを見てもいつもよりは１０日ぐらい季節は進んでいるようです。でも７０年も人間をやってきた爺の経験からすると、こういう年は案外寒さのぶり返しがあるものです。